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競売代行

競売代行承ります。

土地や家を安く買いたいと思い、競売のチラシをご覧になることも多いかと思います。
「競売物件なら売却基準価格が一般の不動産より低いので、この金額で買えるのかな、とお考えになることもあるかと思います。しかも裁判所が売却しているから何でもしてくれるだろう、と思うこともあるでしょう。
しかし、実際には裁判所は所有権を移転し、抹消できる権利を消すということのみしかしません。
そのため、占有者との交渉や残った荷物などについては落札者が自ら行わなければいけません。
勝手に処分したりすると、あとでトラブルになることもあります。
そこで、競売物件を購入する際の問題点をいくつかご紹介しましょう。

競売物件を購入する際の問題点

問題点1:落札金額

入札に参加するのは以前は競売を専門に扱っている業者がほとんどでした。現在は、一般の方も参加することが多くなり、競売物件の落札価格が実勢価格よりも高いケースも見られるようになりました。裁判所が公示している金額は売却基準価額ですから、一般入札者よりもむしろ競売専門業者が一体いくらで入札してくるか、いわば心理戦が繰り広げられます。金額を高く入れすぎてももったいない。しかしどうしても落札したい。そこで、金額の査定が重要になります。
また、銀行の融資を利用したいとお考えの場合、早急に銀行の手続きをする必要があります。落札できても、残りの代金を納付できなけれ
ば取得どころか申込金の没収と次回以降の入札に参加できなくなる場合があるからです。

問題点2:室内が見られない

本来、不動産を購入する場合には、不動産業者が調査した詳しい重要事項説明書を読み、売家であれば物件の内部を見学することができます。しかし、競売物件では通常、建物の内部を見ることはできません。現在では、一部の物件では内覧が可能な場合もありますが、原則として見ることができません。
裁判所が提示する「3点セット」と呼ばれる書類がありますが、これには権利に関する一通りの事実しか記載されていません。

問題点3:入居者が立ち退いてくれない

 予想通りの金額で物件を競り落とすことができた。入居者がいるが当然出ていってくれるだろう……。なんて思っていたら入居者が立ち退かない。または高額な立ち退き料を要求されたなんてことも。こういう場合、裁判所では一切取り合ってもらえません。
 
 強制執行を行う場合、執行の申立て後、執行費用を納付します。その後、執行官が内部の残置物の撤去費用を見積ります。処分ではなく、保管することになります。倉庫の管理料と倉庫までの撤去費用を別途、納付しなければいけません。100万円単位になる場合もあります。また、債務者は支払能力が無い場合が多いので、保管費用等の回収は難しいです。このようなリスクも考慮する必要があります。強制執行の断行までは、申立てから約2ヶ月くらいです。(執行官の案件数により長くなることがあります。)

 そこで、占有者との交渉が重要になります。建物の明け渡しが無事に終わるまでは、入札して落札しただけ、となります。どのような問題が潜んでいるか、把握できる限りの調査が必要になります。

いかがでしたか。競売の難しさがお分かり頂けたでしょうか。
当社は長年培った経験と知識を駆使し、入札相談から立ち退き交渉及び投資相談までお客様をトータルにサポート。
お客様がご希望の物件を安全かつ的確に入手できるよう、最善の努力を致します。

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